以前にも運送業の430(よんさんまる)について書きましたが、依然として守られていない業者が後を絶ちません。
理由として到着時間の制約。荷主からの強引の依頼。運転手自身が守る意識がない。運送事業者が守る意識がないなど。
様々ですが、なぜ国土交通省や厚生労働省がうるさく言うのか、ここで再確認の意味を込めて書きたいと思います。
”430(よんさんまる)を守る理由は?知られざる長時間運転の恐怖と実態”と題して考えていきます。
おさらい:430(よんさんまる)とは?
連続運転時間(一回がおおむね連続十分以上で、かつ、合計が三十分以上の運転の中断をすることなく連続して運転する時間をいう。以下この条において同じ。)は、四時間を超えないものとすること。ただし、高速自動車国道(高速自動車国道法(昭和三十二年法律第七十九号)第四条第一項の高速自動車国道をいう。)又は自動車専用道路(道路法(昭和二十七年法律第百八十号)第四十八条の二第一項若しくは第二項の規定により指定を受けた道路をいう。)(以下「高速道路等」という。)のサービスエリア又はパーキングエリア(道路法施行令(昭和二十七年政令第四百七十九号)第七条第十三号若しくは高速自動車国道法第十一条第二号に定める施設をいう。)等に駐車又は停車できないため、やむを得ず連続運転時間が四時間を超える場合には、連続運転時間を四時間三十分まで延長することができるものとする。
厚生労働省ホームページより引用
※要約すると、
”連続運転をして良いのは4時間までで、4時間経ったら30分以上運行をやめなさい”っていう事です。
430(よんさんまる)を守る理由
1. 疲労による事故リスクの増加
長時間運転は、ドライバーの疲労蓄積を招き、注意力散漫や判断力の低下など、事故につながるリスクを高めます。実際、警察庁の調査によると、長時間運転が原因と見られる事故は、全体の約2割を占めています。
2. 居眠り運転の危険性
疲労が蓄積すると、居眠り運転のリスクも高まります。居眠り運転は、事故発生率が非常に高く、重大な事故につながる可能性が高いです。
3. 健康への悪影響
長時間運転は、ドライバーの健康にも悪影響を及ぼします。腰痛や肩こりなどの慢性的な痛みや、睡眠不足による体調不良など、健康リスクを高める可能性があります。
知られざる長時間運転の恐怖と実態
長時間運転は、ドライバーだけでなく、周囲の人々にも大きなリスクをもたらします。
1. 事故リスクの増加
長時間運転は、ドライバーの疲労蓄積を招き、注意力散漫や判断力の低下など、事故につながるリスクを高めます。実際、警察庁の調査によると、長時間運転が原因と見られる事故は、全体の約2割を占めています。
2. 居眠り運転の危険性
疲労が蓄積すると、居眠り運転のリスクも高まります。居眠り運転は、事故発生率が非常に高く、重大な事故につながる可能性が高いです。
3. 健康への悪影響
長時間運転は、ドライバーの健康にも悪影響を及ぼします。腰痛や肩こりなどの慢性的な痛みや、睡眠不足による体調不良など、健康リスクを高める可能性があります。
4. 精神的な負担
長時間運転は、ドライバーに大きな精神的な負担もかけます。責任感や緊張感から、ストレスを感じやすく、それが更なる疲労につながります。
5. 社会への影響
長時間運転による事故は、人命の損失や経済的な損失など、社会全体に大きな影響を与えます。
長時間運転の恐怖と実態は、決して他人事ではありません。
私たち一人ひとりが、長時間運転の危険性を認識し、安全運転を心がけることが重要です。
430(よんさんまる)を守る理由は?知られざる長時間運転の恐怖と実態のまとめ
いかがでしたか?
今一度、自分のため、家族のため、会社のため、社会のために、運行管理を把握し適度な休憩を取りながら運行しましょう。
事故を起こしてからでは遅いです。
事故や病気を起こして一番つらい思いをするのは、何を隠そう自分です。
2024年4月からは、労働時間の制約も増えてもっと大変になりますが、安全運転のため必ず「430」を守りましょう。
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