私が初めてパソコンを使ったのは小学校6年生の時。
親父からMSXパソコンを買ってもらったのが、パソコン人生の始まりでした。
”パソコンは、いつか必ず普及するだろうから勉強しなさい”と親父から言われたのがきっかけです。
ファミリーコンピュータはゲームだけだから駄目と言われ、少し残念でしたが今となっては、パソコンを使えるようになりとても有難かったです。
今回は、レトロパソコン!1980年代(昭和)に流行ったパソコンを調べてみた、昔話しを交えながら調べていこうと思います。
目次
東芝社製 パソピアIQ HX-32 を買ってもらった!
初めてパソコンを買ってもらった時はとても嬉しく、学校から帰ってきたらすぐにパソコンを立ち上げて毎日遊んでいました。
そのパソコンとは、東芝社製のパソピアIQ HX-32。MSX1最終版ですね。
現在は東芝社製のパソコンは存在しませんね。Dynabookブランドも別の企業になりましたしね。
- CPU:Z80A 4MHz
- RAM:64KB
- VRAM:16kB
- サウンド:PSG音源3音
- セーブ機能:なし(外付け可能・FDDまたはデータレコーダー)
- 価格:79,800円
今となってはもの凄いスペックですね。当時は良かったんですよ。多分…。
買ってもらった時は何が良くて何が出来るのかサッパリ分からず。
ゲームソフト、KONAMIの”サーカスチャーリー”一緒に買ってもらいで遊んでいました。
パソピアIQ HX-32は、ワープロソフトが内蔵していたのでワープロソフトでもタイピングの練習もしていました。
確かワープロソフトを立ち上げる時に何か暗号のようなものを入力して立ち上げた記憶があります。
(CALLJWPって入力したような…)
データレコーダーを持っていなかったので、ワープロソフトで文章を作成しても保存することが出来ず。プリンターも無かったので印刷する事も出来ず…。
また、”MSXマガジン”や”週刊アスキー”を買ってその中の記事にされていたプログラムを入力しては遊んでいました。当時は実行(RUN)ですね~。
これもデーターレコーダーが無いために保存出来ず。
のちにお金を貯めてデーターレコーダーは買いました。
東芝 データレコーダ HX-C800
価格は当時12,800円
画像はakiba-pc.watch様よりお借りしました
1980年代(昭和)に流行った昭和レトロゲームPCを調べてみた
小学校、中学校と内向的な性格だった私は、パソコンを趣味としている友達が3人いて、いつも誰かしらの家に行ってはパソコンで遊んでいました。
私は、MSX1しか持っていませんでしたが、他の友達はパソコン+ファミコン、PCエンジン、セガマークⅡなどを持っていました。
ほとんどパソコンで遊んでいましたが飽きてくるとゲーム機で遊んでいましたね。
パソコンの種類は、セパレート型MSX ナショナル製 CF-3300、MSX2 パナソニック製 FS-A1、富士通製 FM-7とNEC製 PC98DO(少しお金持ちの友達が2台所有)と記憶しています。
1980年代、パソコンを持っている家庭は殆どなくファミコンやセガマークⅡで遊んでいる人が多かったです。
それでは、上記にあげたパソコンを紹介しますね。
セパレート型MSX ナショナル製 CF-3300
ナショナルが1984年(昭和59年)に発売したセパレート型のMSX「CF-3000」
キングコングの愛称としてナショナル(現:パナソニック)から販売した名機。
当時としては珍しいセパレートタイプMSX。
MSXでは珍しいテンキーも付いていました。
1984年にはグッドデザイン賞も受賞しています。(CF-3000)
私も当時このタイプのパソコンが欲しかったですね。羨ましかったです。
画像はCF-3000です。CF-3300は、本体右の開いている部分にFDD(3.5インチ)が内蔵。
画像はakiba-pc.watch様よりお借りしました
MSX2 パナソニック製 FS-A1
1986年(昭和61年)に市場デビューしたパナソニックの「FS-A1」
MSX2マシンの大ヒットの立役者となった。
パナソニックブランドで発売された最初のパソコン。
MSXで初めて縦スクロールが出来るようになったマシンですね。
画像も音もMSX1と比べて綺麗で感動した記憶があります。
当時の標準小売価格29,800円でお年玉を貯めて買った方も多かったと思います。
メインメモリは64KBを内蔵し、VRAMも128KBを搭載。低価格で素晴らしい機種でしたね。
画像はakiba-pc.watch様よりお借りしました
富士通製 FM-7
1982年(昭和57年)8ビットパソコン富士通「FM-7」発売。
本体価格は、12万6000円。
小型化と大幅な低価格化を実現。
豊富なサウンド機能(シンセサイザ用LSI搭載による3重和音機能)と多彩なソフトウェアの提供により、ホビーマシンとしての地位を獲得。
MSX以外のパソコンを見たのはこれが初めてでした。MSXより大きく何かTHEパソコン!ってイメージで見ていました。
画像は株式会社金子孝昭様よりお借りしました
NEC製 PC98DO
NEC社のPC-88とPC-98の両方の機能を搭載した「NEC PC-98DO」が1989年(平成元年)に発売。
両方の機能をもつ画期的なマシーンでした。
様々な問題や弱点はあったようですが、PC-98とPC-88と両方のソフトが使えるというのは素晴らしかったと思います。
本体価格は298,000円でそれなりに高かった商品ですね。
NEC PC-98DO本体
画像はakiba-pc.watch様よりお借りしました
おまけですが、こんなのもありました!
1984年(昭和59年)6月21日、ファミリーコンピュータ用の周辺機器“ファミリーベーシック”が発売されました。
持っている人は私の周りにはいませんでしたが、ファミコンでパソコンが出来るという事で話題になっていましたね。
プログラミング言語のBASICが使え簡単なゲームプログラムを自作することが出来ました。
画像はファミ通.COM様よりお借りしました
レトロパソコン!1980年代(昭和)に流行ったパソコンを調べてみたまとめ
私も今年で50才。パソコン歴も40年近くなり、今まで色々なマシーンを見てきました。
ゲームから始まって今やノートパソコンでブログなんて書いています。
親父からの言葉が無かったら多分パソコンを使おうなんて思わなかったかもしれません。
たった40年で現在のマシーンがありますので、この先40年経ったらどんなものが出てくるのでしょうか。
でも、使いこなせるかと言ったら私には難しいでしょうね。多分…
このブログを書いていたらMSXが欲しくなってきました。
息子と一緒に秋葉原探索して買ってみようかな~。
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