タバコを自動販売機で購入する際に必要なtaspo。
実は、2026年3月31日を以てtaspoのサービスが終了するとtaspoのホームページに記載されていました。
なぜtaspoサービスが終了するのでしょうか。
終了理由と今後のたばこの自動販売機について書きたいと思います。
目次
taspoが2026年3月31日以て終了の理由
taspoホームページより
taspoで使用している通信回線のサービスが2026年3月末を以て終了することから、成人識別の厳格性の担保を前提とした現行システムの継続が困難であるとの判断にいたりました。
そのため、通信回線のサービス終了時期を以て、taspoサービスを終了することといたしました。taspoホームページ引用
2008年7月からtaspoサービスが始まり約16年で終了となるようですが、成人識別の厳格性の担保を前提とした現行システムの継続が困難と言っても逆に今の時代なら簡単に管理出来るのではないかと思います。
多分ですが、たばこの自動販売機自体が減少傾向にあり、コンビニなどで大多数の種類のたばこが購入出来ることから、自動販売機でたばこを購入するメリットが無くなったからではないかと考えます。
また今の時代、喫煙者も減少しましたから、新しくたばこの自動販売機を設置する小売店も少なくなったとも思われます。
taspoとは?
taspo見本
20歳未満の喫煙防止の取り組みは、社会全体の要望であることはもちろん、たばこ業界としても最重要課題として位置づけております。
そこで、20歳未満の喫煙防止対策の一環として、2008年7月より「taspo(タスポ)」対応の「ICカード方式成人識別たばこ自動販売機」を全国で稼働開始いたしました。
この自動販売機をご利用の際には、満20歳以上の方であることを厳格に確認したうえで発行される成人識別ICカード、「taspo(タスポ)」が必要になります。
自動販売機に「taspo(タスポ)」をタッチして、満20歳以上の方であることを確認できなければ、たばこの購入ができません。
「taspo(タスポ)」をお持ちいただくには、お申込みが必要となります。
「taspo(タスポ)」は、当Webサイトのtaspoカード新規申込画面からお申込みいただけます。
発行手数料・年会費は無料です。
taspoホームページ引用
taspoが無くなったあと自動販売機でタバコは買えなくなるの?
taspo終了後は、taspo以外の成人識別装置を装備したたばこ自動販売機では、たばこの購入が可能となります。
財務省が認定している方法として、運転免許証やマイナンバーカードを使ってたばこを購入できるたばこ自動販売機があるそうです。
たばこの自動販売機で購入する方を殆ど見かけなくなりました。
殆どの方はコンビニやスーパーマーケットで購入しているのではないでしょうか。
免許証やマイナンバーカードが使用できる、たばこの自動販売機を私は今まで一度も見た事がありません。
前項目でも書きましたが、taspoが使用できなくなった後に、たばこの自動販売機の新たな設置や、taspo用自動販売機を改修してたばこの自動販売機で販売する販売店がいるのでしょうか。
厚生労働省の2022年国民生活基礎調査によると、たばこを吸う人の割合は男性で25.4%、女性で7.7%だった。
3年ごとに喫煙率を調べており、男性は前回19年から3.4ポイント、女性は1.1ポイント低下。
いずれも減少傾向が続いている。
日本経済新聞より
画像はいらすとや様よりお借りしました
taspo2026年3月31日以て終了!理由と今後の運営についてのまとめ
如何でしたでしょうか?
私の周りにはtaspoを持っている方はあまり見かけませんが、私の住む街には、たばこの自動販売機はあります。
お酒の自動販売機の時もそうでしたが、もしかすると、たばこの自動販売機自体ほとんど無くなってしまうかも知れませんね。
喫煙者も昔に比べてだいぶ減りました。
理由としてはたばこ1個の値段が上がったということ。
健康志向の方が増えたということ。
たばこを吸う場所が無くなってきているということ。
昭和生まれの私としては一寸寂しい気持ちにはなりますが、すべて時代の流れなのかもしれませんね。
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